執行役員

システムを売ることではなく、お客様の業績を良くすることがゴール。

松﨑 弘和 (まつざき ひろかず)

DX営業本部 営業部 執行役員

整備士不足や顧客獲得競争、業務効率化など、整備・鈑金工場が抱える経営課題は多岐にわたります。プロトリオスのDXソリューション事業が目指すのは、単なるシステム導入ではなく、その先にあるお客様の成長。業界専門企業として蓄積してきた知識とテクノロジーをどう組み合わせ、現場の課題を解決していくのか。松﨑執行役員に聞きました。

DXの目的は、現場と経営の課題を解決すること

人材不足や顧客獲得競争など、整備・鈑金工場を取り巻く環境は変化しています。DXソリューション事業では、システムを通じて日々の業務だけでなく、売上や利益といった経営面の改善まで支援しています。

DXソリューション事業は、お客様のどのような課題を解決する事業ですか?

大きな課題の一つが、整備士不足による生産能力の低下と、顧客獲得競争の激化です。

そこで、車検・整備・修理の入庫台数を確保し、お客様を継続的に利用していただける仕組みをつくること。また、適正な見積書の作成や売上・粗利の分析によって、生産性や収益性を高めることを支援しています。

システムだけではない。「業界を知っている」ことが強み

プロトリオスは、システムだけを扱ってきた会社ではありません。出版や研修を通じて蓄積してきた業界知識を持ち、開発から導入、サポートまでを自社で担えることがDX支援の土台になっています。

プロトリオスのシステムに共通する強みは何でしょうか?

整備と鈑金という領域の垣根を越えて、開発・導入・サポートまで自社で完結できることです。

また、お客様のニーズに合わせて選んでいただける商品ラインナップをそろえていることも強みです。

長年自動車業界に携わってきたことは、DX支援にどう生かされていますか?

私たちは、単なるシステムベンダーではなく、業界専門企業だと考えています。

出版・研修事業を通じて蓄積してきた知見や情報があり、それをお客様へ提供できることが最大の強みです。

営業担当者もシステムを販売するだけではありません。お客様の経営課題の解決につながる業界情報やノウハウを提供し、継続的に価値を生み出していくことを大切にしています。

「導入して終わり」では、お客様の課題は解決できない

システムは、導入するだけで成果が生まれるものではありません。実際の業務で活用し、経営改善につなげるところまで支援する。その考えから、営業やサポートがお客様と継続的に関わっています。

なぜ、システム導入後もお客様に伴走することを大切にしているのでしょうか?

システム販売がゴールではなく、お客様の業績向上がゴールだと考えているからです。

営業やサポート担当者が継続的に関わり、業界情報の提供やシステムの活用支援を行うことで、導入したシステムの価値を最大限に引き出していく。その積み重ねが、お客様との長期的な信頼関係にもつながっています。

実際に、お客様の経営改善につながった事例はありますか?

例えば、売上はあるのに利益が十分に出ていないお客様がいらっしゃいました。システムに蓄積されたデータを使って経営状況を分析すると、一部作業の工賃が適正に計上されておらず、保険修理の利益率が低いことが分かりました。

そこで見積内容や工程管理を改善した結果、1台当たりの利益率改善につながりました。

また、システムを導入したものの、入力作業がなかなか定着しなかったケースもあります。営業担当者が定期的に訪問し、「誰が何を入力するのか」を整理したり、車検対象顧客の抽出方法をお伝えしたりしながら活用状況を確認しました。その結果、車検案内の実施率が向上し、入庫台数の増加につながりました。

お客様からいただいた言葉で、印象に残っているものはありますか?

「システムの使い方だけでなく、業界の動向や他社の成功事例、新しい制度への対応についても情報を提供してもらえるので、困ったときに気軽に相談できる存在として頼りにしている」と言っていただいたことがあります。

システムの提供だけではない私たちの価値を感じていただけた言葉として、印象に残っています。

経験や勘だけでなく、データから経営を考える時代へ

AIやクラウドの進化に加え、EVやADASなど自動車そのものの技術も変わり続けています。さんは、これからの整備・鈑金工場では、データを活用する力がさらに重要になると考えています。

今後、自動車整備・鈑金工場の仕事はどのように変わっていくと考えていますか?

経験や勘だけに頼る時代から、データを活用して経営判断を行う時代へ変わっていくと考えています。

業務のデジタル化や自動化が進む一方で、EVやADASへの対応など、新しい技術を身につけることも求められるようになると思います。

テクノロジーと業界知識を融合し、お客様の未来を支える

デジタル化そのものを目的にするのではなく、その先にある課題解決や成長へつなげる。そこに、プロトリオスが目指すDXソリューションの姿があります。

これからDXソリューション事業で、どのようなことに挑戦していきたいですか?

私たちが目指しているのは、デジタル化そのものではありません。お客様の成長と課題解決です。

これからもお客様の未来を支えるパートナーとして価値を提供していくために、テクノロジーと業界知識の融合に注力していきたいと考えています。

DXソリューション事業を一言で表すとしたら?

「お客様の課題解決を通じて、業界の未来を創る事業」です。

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